2013.07.15

世界水泳での飛躍なるか?
注目の「ゴールデンエイジ」の実力

 そんな山口選手が昨年9月の国体(岐阜)で、200m平泳ぎの世界記録を出した時、私も現場で取材していたのですが、記録が出た直後は観客もメディアも大興奮。会場は騒然となっていましたが、意外なことに、当の山口選手本人はすごく落ち着いて堂々としていました。

 それどころか、「2分7秒01までいったから、どうせだったら2分6秒台を出したかったです。世界で最初に7秒を突破した選手になれたのに」と、世界新記録に満足していなかったのです。まさに度胸は満点。「日本競泳界の次代を担う選手が出てきた」と、衝撃を受けました。

photo by Yamamoto Raita その後、山口選手は「世界記録保持者」というプレッシャーもあったのか、少し調子を落とす時期もありましたが、4月の日本選手権では、世界水泳の派遣標準記録をクリアして復調傾向。5月のジャパンオープンの後は地元・鹿児島へ帰省して、「リフレッシュして新たな気持ちで練習ができている」と、さらに調子が上がってきているようです。

 瀬戸選手の成長も、山口選手の世界記録も、やはり萩野選手のロンドン五輪での活躍に刺激を受けたことが大きく影響していると思います。そして、3人はそれぞれが「(2016年の)リオデジャネイロ五輪は自分たちが中心になって戦う」ということを強く意識しています。それは、3人が掲げる「リオでは自分たちがメドレーリレーに出て、アメリカを破って金メダルを獲りたい」という目標からもうかがえます。

 そんな夢が現実味を帯びてくるようなゴールデンエイジの活躍を、ぜひ世界水泳バルセロナで見たいと思います。
【世界水泳バルセロナ2013】
7月20日(土)〜8月4日(日)
■シンクロ 7/20(土)~7/27(土)
■競泳 7/28(日)~8/4(日)

テレビ朝日系列地上波・BS朝日・CSテレ朝チャンネルにて放送
(ネット)テレビ朝日系24局
詳しい放送スケジュールはこちら>>
http://www.tv-asahi.co.jp/sekaisuiei2013/

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