2020.10.05

ほのか「立ってみせるぞー!!」。水面に何度も叩きつけられても気合十分

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi


 その言葉を受けて、愛彬さんはスタート姿勢となったほのかさんを確認し、フライボードの水圧を上げるためにアクセルを開けていく。

 ほのかさんの体が水面を勢いよく進み、体が垂直方向に浮いた刹那、バランスを崩して水面にバシャーン!! 

 フライボードを乗りこなすというよりは、持て余して振り回されているかのよう。

 それでも倒れる方向は、はじめの頃は体がジェット水圧で進むフライボードについていけずに腰砕けになって後ろ側へと倒れていたが、次第にスピードに慣れてきてからは前方向に倒れる回数が増えた。これはフライボードのスピード感に慣れて、恐怖心を克服している証。

 何度も水面に叩きつけられるなか、ほのかさんは前方向の時は鼻をつまみ、後方向の時はヘルメットを押さえてと受け身が上達。そして、何度跳ね返されても、すぐさま再びスタートの姿勢を取り直し、チャレンジを繰り返す。

 お茶を濁す程度の体験モノが多いなか、ここまでひたむきに取り組めるのも、ほのかさんが根っからのスポーツ好きだからこそ。

 そして、コツをつかもうと目の色を変えて取り組むその姿に、インストラクターの愛彬さんのアドバイスも熱を帯びていく。

「水面に上がる時は、しっかり膝を伸ばす。これを意識すればきっと立てるはずです!」

 このアドバイスをもらってから、ほのかさんのフライボードは変化を見せる。

 それまでは水面に上半身が出た瞬間や、ヒザあたりまで出たところでバランスを崩していたが、足元まで水面に出てくるようになったのだ。

 ほのかさんは、アドバイスの前後での感覚の違いをこう振り返る。

「最初はスノーボードのようなイメージで、ヒザを少し曲げてバランスを取ろうとしていたんです。でも、愛彬さんからのアドバイスをもらってからは、カカトから腰までを一直線にするイメージで臨むようにしました」

 水面に数秒間は出られるようになったものの、『空を飛ぶ』どころか、まだ『立っている状態』には至らない。「あと少しなのに。何かが違っている」という歯がゆさを声にするほのかさん。

「悔しい!!」

 愛彬さんからも「その調子です。ヒザを伸ばしたまま、まっすぐ上がれば大丈夫」と心強い後押しを受ける。

「立ってみせるぞー!!」

 気合いを入れ直すほのかさん。そして、フライボード開始から20分を過ぎたころ、遂に! 

 フライボード完結編となる次回。果たして、ほのかさんはフライボードで飛べたのか!?

Profile
ほのか
1996年3月23日生まれ、神奈川県出身
「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界デビュー
ネットを中心に話題となり、現在はバラエティ番組や
グラビアなどを中心に幅広く活躍中
◆公式Twitter  ◆公式Instagram

佐賀里幸伸●プロデューサー produced by Sagari yukinobu
田中健一朗●ディレクター directed by Tanaka Kenichiro
山崎実、柴田徹也●ムービー撮影 movie by Yamasaki Minoru, Shibata Tetsuya
株式会社ボーダーレス●制作
鈴木愛彬●インスタラクター instructor
豊田 円●ヘアメイク hair&make-up by Toyoda Madoka
本多仁美●スタイリング styling by Honda Hitomi
東京マリンスポーツセンター●撮影協力
ROXY●衣装協力

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