2020.08.12

ほのか「わお! キツイ!」。クライミングシューズの特徴で驚きの体験

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

 ほのかさんが選んだUPレースは、ソール形状はフラットだけど、ソール剛性は硬め。上級者になれば話は別だけど、初級者で体重の軽い女性が使うと、ソールの性能を活かしきれないことが多いそうだ。

マイシューズを決めたほのかさん それを聞いて納得のほのかさんは、続いてもう一足の青いシューズをチョイス。ベロクロとスリッポンのいいとこ取りをしたシューズで、その名は『TNプロ』。楢﨑智亜選手が開発協力したハイエンドモデルということで、現時点のほのかさんには不向きという判断になって見送ることに。

 そして、ほのかさんのクライミングの実力をチェックした橘薗さんがオススメしてくれたのが、『エンゲージVCS W's』。足を入れる履き口が大きく開くので脱ぎ履きしやすく、2本の変則ベロクロでしっかり足にフィットする。ソール剛性は硬すぎず、柔らかすぎずで、ボルダリング初級者の『ファーストシューズ』に最適なモデルなんだそうだ。

 橘薗さんから渡された伸縮性が高くて抗菌作用や速乾性のあるクライミング専用ソックスを履いて、さっそくシューズのフィッティング。すると、ほのかさんは片足を入れるや―――。

「わお! キツイです。すごい! 小さい! 親指が曲がってます」と、驚きの声。

「こんなに小さいサイズのシューズを履くのは初めて。これを履き続けたら足が小さくなりそうな気がします」

 橘薗さんによると、クライミングシューズは足指がシューズのなかで遊ばないように小さめにつくられているそうだ。慣れないうちは痛さを覚えるが、クライミングシューズは壁を登る時にだけ履くもので、長くても10分から15分ほど履いたら、シューズを脱いで足を休ませるといいらしい。

 ただし、履いた時点で眉をしかめるほどの強い痛みを感じたり、履いて歩くことができないものはサイズが合っていないとのこと。最初のフィッティングのときは、いくつかのサイズを履いて比べてみるといいそうだ。その時のポイントは必ず両足とも履くこと。

 それを聞いたほのかさんも、ハーフサイズ大きいものと履き比べてみる。

「わー、全然違う。こっちは足の指がスカスカして、明らかに緩いです」

 クライミングシューズは小さすぎるサイズを選ぶと、痛くて登ることが嫌になってしまう。だからといって、快適さを優先させて緩いサイズを履いていると、痛みはないけれど、足指でホールドに乗る感覚がわかりにくいので上達するほど登りにくくなるそうだ。

 足指をシューズのなかで小さく固める感覚を理解したほのかさんは、最初に履いた「小さい方にします」と決断。

「今日は小さめのサイズを買うことと、ソールが硬すぎないものを買うというのを吸収しました」

 ほのかさんのシューズを履いた状態を最終チェックした橘薗さんは、ほのかさんのファースト・クライミングシューズに太鼓判を押す。

「いまはキツさを感じていると思うのですが、これくらいのキツさがクライミングをするうえでは調度いい感じです。それにクライミングシューズは履いているうちに自分の足にフィットしてきます。このシューズを自分のものにできたときには、もっと上達していきますよ」。

 この言葉に心強さを覚えたほのかさんからは次回への意気込みが飛び出す。

「次はリベンジ回なんですよ。この相棒があれば大丈夫だと思います。頑張ります!」


Profile
ほのか
1996年3月23日生まれ、神奈川県出身
「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界デビュー
ネットを中心に話題となり、現在はバラエティ番組や
グラビアなどを中心に幅広く活躍中
◆公式Twitter  ◆公式Instagram

佐賀里幸伸●プロデューサー produced by Sagari yukinobu
田中健一朗●ディレクター directed by Tanaka Kenichiro
山崎実、柴田徹也●ムービー撮影 movie by Yamasaki Minoru, Shibata Tetsuya
株式会社ボーダーレス●制作
村井隆一●インスタラクター instructor
豊田 円●ヘアメイク hair&make-up by Toyoda Madoka
本多仁美●スタイリング styling by Honda Hitomi
APEXクライミングジム●撮影協力 shooting cooperation by APEX Cimbing Gym
ASICS●衣装協力

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