永井彪也と岡崎慎司が異競技対談。共通した愛読漫画、互いに通った人生の岐路とは

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  • photo by ボートレース振興会、BAKU AKAZAWA

若手期待のボートレーサー永井彪也(左)と、海外で活躍するプロサッカー選手 岡崎慎司の対談が実現若手期待のボートレーサー永井彪也(左)と、海外で活躍するプロサッカー選手 岡崎慎司の対談が実現

 水面で繰り広げられる熱いバトル、ボートレース。その実力は選手の勝率として公表され、勝率でクラス分けをされるというシビアな世界だ。そんな過酷な競技に挑む若手期待の選手が、永井彪也(ながい・ひょうや)。現在は約1600人いるボートレーサーの中で上位20%が所属するA1級選手として活躍する実力の持ち主で、イケメン選手としても人気が高い。

 そして、同じくシビアなプロスポーツの一つに挙げられるのが、サッカーだ。特にFWは得点を求められるポジションで、結果次第で、世界へ大きく飛躍できる可能性もあるし、逆に活躍の場を失うこともある。そんな過酷なFWのポジションで日本人として最高峰の成績を残してきたのが、岡崎慎司だ。ドイツ、イングランド、スペインのトップリーグで活躍し、日本代表として3大会連続でワールドカップに出場している、まさにトッププロだ。

 そんな永井彪也、岡崎慎司の対談が実現した。タイプの違う競技でありながら、意外な接点や共通点が明らかになった。ファン必読の対談を紹介する。

【意外にもボートレース漫画の愛読者だった!】

永井 初めまして。ボートレーサーの永井彪也です。今日は本当に楽しみにしていました。

岡崎 岡崎慎司です。これまでボートレーサーの方とお話する機会はなかったので、自分も永井選手との対談をとても楽しみにしていました。

永井 早速ですが、岡崎選手はボートレースをご覧になったことはありますか。

岡崎 ボートレース自体は見たことがないんですが、『モンキーターン』というボートレースの漫画は好きで、全巻、5回くらい読み返しました。

永井 僕よりも読んでいたんですね。『モンキーターン』はほとんどノンフィクションだと思ってもらっていいと思います。

岡崎 じゃあ、プロペラを作るのに師匠に教えてもらったりするような師弟関係があるんですね。

永井 今は当時と違って、プロペラを自分で作る工程がなくなってしまったんですが、調整で叩くことはありますね。

岡崎 そうなんですね。じゃあエンジンを抽選で決めるのも、そのままなんですか。

永井 はい。漫画のままです。お祭りでよくあるガラガラで抽選をして、状態のいいエンジンだった場合は、周りから「オー」と感嘆の声があがったり、本人は「よっしゃー」みたいなジェスチャーをしたりしています。

岡崎 すごい世界ですね。エンジンがハズレだった場合、感情を押し殺したりするんですか。

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