2020.03.02

瀬戸大也、伊藤美誠らの体づくりをサポート。
味の素とスポーツの関わり

  • text by Sportiva
  • 高橋学●写真 photo by Takahashi Manabu

 現在サポートしているのは、代表チーム、個人選手と幅広い。代表チームでは、競泳、バドミントン、空手、アーティスティックスイミングなどで、アスリートでは、前述の瀬戸、伊藤をはじめ、フィギュアスケートの羽生結弦、バスケットボールの富樫勇樹ら錚々たる選手たちをサポートしている。

「競泳をはじめとする競技団体、アスリートとNTCで栄養についての勉強会をしています。そしてNTCの食堂で実際に食事を摂ってもらって、その考え方を各自で持ち帰り、普段の生活や合宿先で生かしてもらっています。我々は本番の大会でも食のサポートを行ない、そこで出た課題を改善して、また普段の生活に生かしてもらうというサイクルを回しています」

 これが『ビクトリープロジェクト』での具体的なサポートの流れだ。選手側もこの取り組みを高く評価し、自ら学ぼうとする選手も多いという。そのなかでも積極的に食事の改善に取り組み成果を出しているのが、瀬戸だ。

「瀬戸選手の場合は、本人から課題を聞いて、それを奥様と一緒に考えて普段の食事に取り入れています。この瀬戸選手のような活動を何年も前からやっていますが、このようなサポート活動をしているなかで生まれたのが『勝ち飯』です。『勝ち飯』はアスリートだけでなく一般の人にも役立つと考えています」

 この『勝ち飯』の考え方で重要なことは、「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるか」ということだ。なりたいカラダ・コンディションになるために必要な栄養素を、スポーツ栄養科学に基づき、「食事」と「補食」でおいしく・手軽に摂取できること。それが、味の素として大切にしている『勝ち飯』の肝の部分だ。