2020.02.18

空前のスポーツボランティアブーム。
企業も休暇制度導入など積極サポート

  • スポルティーバ●取材・文 text by Sportiva

【ミズノ株式会社】
ボランティア活動を表彰。大阪マラソンでは給水も
 スポーツボランティアが社員の中で当たり前のように浸透している企業が、ミズノ株式会社だ。地域のスポーツクラブの監督やコーチはもちろん、スポーツ大会の運営にも社員がボランティアとして積極的に参加している。

 このような個人的なボランティア活動を企業としてバックアップし、『地域貢献活動賞』として年に1回、6~10組程度を表彰している。人事総務部の石戸隆次長はこの制度の意義をこう語る。

「経営理念に『より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する』とあり、当然ボランティア活動もその一つです。地域に貢献している社員をねぎらう意味で、2014年から表彰するようになりました」

 また2011年から開催されている『大阪マラソン』では、これまでずっと給水所のスタッフを社員ボランティアが務めてきた。

「40キロ付近の給水所に10ブース設け、飲料の配布を社員が行っています。また社長はすべての給水所を訪れ、労をねぎらっています。1大会のボランティアで150名を募っていますが、すぐに枠が埋まってしまい、毎年キャンセル待ち状態です」
給水所に立つ社員。すぐに募集枠が埋まってしまうほどの人気ぶり給水所に立つ社員。すぐに募集枠が埋まってしまうほどの人気ぶり  そのほか、社員のしなやかな働き方と活気あるライフスタイルを支えるために『カフェテリアプラン制度』を設け、旅行中の宿泊代、ビジネススクールの受講料、ボランティアでかかった費用などを年間2万円補助するなど、社員のあらゆる活動を支援している。

 これまで、「スポーツメーカーだから当たり前」という世の中の見方があるため、これらの活動を報告することはほとんどなかったが、今後もミズノはボランティアという面でも地域のスポーツ振興に関わっていく。