渋滞知らずで超快適!30回目の鈴鹿F1日本GPはこんなに楽しいぞ (3ページ目)

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • photo by MOBILITYLAND

普段は絶対に立ち入られないピットレーンをファンに特別開放普段は絶対に立ち入られないピットレーンをファンに特別開放【F1日本GPウィークは木曜日からスタート!】

 通常、F1グランプリの走行セッションは金曜日からスタートするが、F1日本GPでは木曜日からイベントが始まっている。木曜日でしか楽しめないコンテンツも盛りだくさんなのだ。

 木曜日の午前中には、ピットウォークを開催。普段は絶対に立ち入ることができないピットレーンが、この日のみファンに特別開放される。もちろん、入場できるエリアに制限はあるが、例年この時間帯は各チームがピット作業の練習を行なうため、その光景をわずか数メートルの距離から見ることができ、ガレージ内でメンテナンス中のマシンも間近で見ることができる。

 また、同じ時間にはメインストレートも開放され、スターティンググリッドを歩くことができる。毎年ここに参加するほとんどのファンが、ここで記念撮影をしている。ポールポジションをはじめ、各グリッドの前で写真撮影をすることも可能なので、木曜日から参加するファンはぜひとも立ち寄ってほしい。

 さらに夕方からは、「ドライバーズランウェイ」と題して、全ドライバーがファンの前に登場。抽選で選ばれたファンは特別にランウェイ近くまで入場することができ、憧れのF1ドライバーを間近で見ることができる。鈴鹿サーキットは木曜日からイベント満載なのだ。

【屋台も続々と出店。サーキットグルメが大人気!】

 レース観戦で気になるもうひとつのポイントと言えば、やはりサーキット内での食事だろう。鈴鹿サーキットはここ数年、グルメに力を入れており、特に日本GPではグランドスタンド裏の広場『GPスクエア』をはじめ、コースの各主要エリアに「屋台村」が出店される。

 数年前からは全国の有名B級グルメの出店が相次いでおり、お目当てのグルメを食べるために自身の観戦エリアとは別の場所にある屋台村まで行くファンも少なくない。レース観戦だけでなく「グルメ」も堪能できるのが、鈴鹿F1日本GPの特徴だ。

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