【木村和久ゴルフ連載・番外編】「いざ、B-lockをつけてラウンドへ」 (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu


   これに気をよくし、今度はたまたま沖縄に行く機会があったので、そこでB-lockを試すことに。行った当時の沖縄は残暑が厳しく、プレーは短パンでした。これはリスク高しです。太ももから、何か伝わって来たら、晩年の豊臣秀吉になってしまいますがな。尿漏れならいいけど、「尿ダダ漏れ」は、勘弁して欲しい、今日この頃です。

 実際のプレーですが、1回ゴルフ場で実践しているので、妙に安心はあります。プレーした日は、気温が30度近くになり、飲み物をがばがば飲みまくります。実にトイレに行く機会が多かったのです。沖縄のゴルフは、本州みたいに昼休みがありません。ゆえに、ハーフ終了後、クラブハウスに戻る、ランチタイムが存在しないのです。その都度、トイレを発見したらこまめに出さないと。しかも、コンペだったので、プレーが遅れると失礼になる。ササ~とトイレに入って、尿漏れを気にせずに、適当に竿を収めて戻ってきました。もちろん、ワンテンポ遅れて、尿漏れがやってくるのですが、 B-lockががっちりブロック。太ももからしたたり落ちるなんてことは、皆無でした。ご褒美に、その夜は人気のお菓子「ちんこすこう」(ちんすこうのパロディ商品。本当にあります)を食べました。ホンマかいな。

 毎日B-lockのお世話になっても構いませんが、それは年齢や尿漏れの頻度で、判断なさるとよろしい。現在の自分の生活としては、家と仕事場を往復している限りは、なんとかなりますか。けどゴルフだ、飲み会だ、キャバクラだとなったら、速効 B-lockで応戦します。これで思う存分活動し、お酒もたっぷり飲めるというものです。その後の展開にしても、汚れて湿ったパンツを誰かに発見されたら、ちょっとまずいでしょ。

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