自分に合うシューズがテニスのカギを握る。第2回TOKAI-CUPの新たな試み (2ページ目)

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • 和田哲也●撮影 photo by Wada Tetsuya

TOKAI-CUPを企画した中山先生TOKAI-CUPを企画した中山先生 この時期が秋の新人戦に向けた大事な強化期間であることも、8月開催の大きな理由になった、という。

「5月から6月に行なわれるインターハイで3年生が引退し、新チームに変わります。インターハイに出場できる選手は1チーム4人ですが、新人戦では7人に増えるので、ダブルスが勝敗を分けるポイントになります。普段はシングルスに出場する選手たちにとっても、ダブルスの試合を経験できるいい機会になると思いますし、高校テニスは団体で戦う競技ですから、チームで戦う大切さも学んでもらいたいですね」

「TOKAI-CUP」のこういった主旨に賛同し、選手ひとりひとりがより高いパフォーマンスを発揮できるようにと、ニューバランスでは初めて同大会でプロモーションブースを設置した。ブースではオールコートやオムニ/クレーコート用などコートサーフェス別のシューズがずらりと並ぶ。スタッフが足のサイズを測定しながらプレースタイルに合ったシューズを選手に選んでもらい、実際に履いて試合をするという貴重な経験ができる試みだ。この試みについて、ニューバランスジャパン・マーケティング部、北浦真樹子氏はこう語る。

「大会の中でシューズの試し履きができる機会はなかなかありません。どんなシューズが自分に合っているかを実感してもらうため、軽さ、クッションなど異なるタイプのものをたくさん用意しました。なかには、自分の足のサイズが正確にわかっていない選手もいますので、サイズを測って、しっかりコミュニケーションをとったうえでシューズを選んでもらっています。この経験を、今後お店でシューズを選ぶときの参考にしてもらえたら幸いです」

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