櫻坂46松田里奈が語るソフトボール時代「セーフティバントが得意」。「極めていた」ことも (4ページ目)

  • 佐藤主祥●取材・文 text by Sato Kazuyoshi
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

ーーでは、学生時代に培ったソフトボールとダンス部での経験が、現在のアイドル活動に活きている部分はありますか?

松田
 昨年から櫻坂46の副キャプテンを任せてもらっていますが、じつはソフトボール部でも副キャプテンで、ダンス部でも部長を務めていたんです。特にソフトボール時代は大会にも出場していたので、責任感も必要とされますし、少しでもミスするとチームメイトに迷惑をかけてしまう。なので、ダンス部の時もそうでしたが、自分が「周りをまとめなきゃ」「そのために何をすればいいのか」と考えることが多かったと思います。だからこそ、団体競技でしか学べないチームとして戦うことの大切さ、協調性についてたくさん学びましたし、運動部の礼儀作法も身につきました。いまのアイドル活動で、メンバーの前で自分の意見をしっかり言うことができているのも、学生時代にチームの団結力を形づくる役割を経験できたからだと思います。

 それにソフトボール部ではベンチにいることが多かったので、声を出して応援することしか自分にできることはなかった。だから応援においては人一倍声を出していた自負はありますし、その姿勢は今でも変わりません。仕事やライブで「頑張ろう!」と、大きな声でメンバーを後押ししていきたいという気持ちは強いので、それは今後も続けていこうと思っています。

【profile】 
松田 里奈 まつだ・りな 
1999年10月13日、宮崎県生まれ。高校卒業後は地元の銀行に就職し、窓口業務を担当。2018年8月19日、坂道合同オーディションに合格したのをきっかけに、銀行員を退職。同年11月29日、欅坂46・2期生としてデビューすることが決定した。櫻坂46として改名後、デビューシングルからすべての表題曲で歌唱メンバー入り。2021年1月4日には副キャプテンに就任し、持ち前の明るさと何事にも一生懸命な姿勢でグループを引っ張っている。

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