普通の女子高生がバブリーダンスを機に芸能界へ。伊原六花が語る学生時代と女優の今 (4ページ目)

  • 内田暁●取材・文 text by Uchida Akatsuki
  • 佐野隆●撮影 photo by Sano Takashi

この記事に関連する写真を見る「映像や舞台に限らず、まだお芝居をぜんぜん知らないなと感じています。映像のお仕事も、ミュージカルもやらせていただきき、つい最近は"ザ・演劇"というストレート芝居もやらせていただきました。

 そのなかで、いろんな方面のプロフェッショナルな方と一緒にお仕事をさせていただく機会があったんです。お仕事に対するアプローチの仕方や掘り下げ方がそれぞれ異なり、いろんな"すごい"を吸収できる期間でした。だからこそ自分の無知さを感じたし、お芝居ってどこまでも自由だなと思うタイミングでもあったんです」

 それら、吸収してきた種々の"すごい"を、今後は自らがステージで表現していきたいと熱望する。

「今はいろんなお芝居を見たいし、いろんな役をやってみたいと強く思っています。ダンスも好きだし、歌も好きだし、舞台のお芝居も好きだし......今やらせていただいているお仕事が、すべて好き。よく、テレビと舞台どちらが好きと聞かれるんですが、本当に全部が好きで、全部が楽しいんです。 将来は、周囲から求められる人になれたら、うれしいなと思います。伊原六花にこんな役をやらしてみたいとか、伊原六花が出ているから見に行こうかなとか......そう思っていただける女優でありたいなと思います」

 多くの出会いと新たな刺激に感動する無垢な魂は、幼い日にミュージカルに触れたころと、おそらくは変わっていない。

 そして、この先も変わらぬ情熱と向上心で、彼女は"伊原六花"というアーティストに一層、磨きをかけていくのだろう。

(おわり)

Profile
伊原六花(いはら・りっか)
1999年6月2日生まれ、大阪府出身。
血液型:A型。身長:160cm。
音楽劇『海王星』(東京・PARCO劇場ほか大阪など)に出演中。
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ヘアメイク/藤原リカ(Three PEACE)
スタイリスト/津野真吾(impiger)
衣装協力/+mm、ottod'Ame、CHARLES & KEITH、MAISON SPECIAL

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