2021.10.08

櫻坂46菅井友香「あの時があったから、今は大丈夫」。「悔しくて布団のなかで泣いた」日々がアイドル活動に生きる

  • 佐藤主祥●取材・文 text by Sato Kazuyoshi
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi

ーーちなみに障害馬術の経験はありますか? 

菅井 テレビ番組の企画で挑戦したことがあります。かなり難しかったです。馬は障害をしっかり跳び越えてくれるんですけど、跳ぶまでの歩数を合わせるためのコントロールが大変で。障害バーを落とさないように飛ばないといけない、かつ、早いタイムが求められるので、ハイレベルな技術力が必要になるなと感じましたね。 

ーー馬場馬術と障害馬術の2種目に加え、クロスカントリーを入れた3種目を4日間で争うのが総合馬術ですね。 

菅井
 私自身、実際に総合馬術の試合を見たのは東京五輪が初めてでした。今回は暑さとの戦いでもありましたし、コンディション維持という点で人馬ともに本当に大変そうでした。総合馬術のメインでもあるクロスカントリーは、自然に近い状態の地形で行ないますが、池の中を走ったり、コースに設けられた障害を飛び越えたりと、本当にハード。ハラハラしながら見ていました。 

 私と同じ「馬術スペシャルアンバサダー」である佐々紫苑選手も総合馬術の実力者で、彼女に競技中はどんな気持ちなのかと聞いたら、「くそーって言いながら半分怒りながらやってる」と言ってて(笑)。それでも馬を励ましながら走っているらしいので、相当根性が必要なんだろうな、と。ただ、そんな過酷な種目でも、ドイツ代表のユリア・クライエフスキという女性選手が優勝したというのは、競技の奥深さを感じました。