マヂラブ野田クリスタルが語る『SLAM DUNK』愛。「何度読んでも身震いしちゃう」シーンとは? (4ページ目)

  • 水野光博●取材・文 text by Mizuno Mistuhiro
  • 五十嵐和博●写真 photo by Igarashi Kazuhiro

――まさに青春ですね。

「うーん、僕は青春には辛さがつきものだと思うんです。辛さを伴うから青春って呼ぶというか。例えば魚住が、練習がきつくて吐いている時が青春だと思うんです。また2万本合宿の話になってしまうんですけど、桜木に"オヤジの道楽につきあってるワケにはいかねーんだよ"と言われた安西先生は日々成長する桜木を見て"道楽か...そーかもしれんね"と思うわけです。目の前の勝敗にこだわるのも大事ですし、勝つことも大事だと思います。ただ、真剣に打ち込むことを道楽のように感じてしまうことこそ本当のゴールなんだろうなと思うんですよね」

――最後の質問です。お笑いでは『M-1』と『R-1』の二冠達成。バスケでは目標だったダンクに成功。今後の目標は何でしょう?

「お笑いに関しては目標だったことは、ほぼ達成しました。リングに頭が届くくらいのところまで来たかなと。あとは、いつか誰も届かないくらい高く跳んでみたいです。バスケに関してはトレーニングを再開して、いつか清田のように試合中にビッグマンの上からダンクしたいですね」

――どちらも高い目標ですね。出来ますかねえ?

「やってやりますよ。天才ですから」

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