関水渚、最近の悩みは筋肉痛。主演ドラマでバッティングセンターのイメージが変わった

  • 都丸優子●文 text by Tomaru Yuko
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi

――撮影で苦労しているのはどんなことですか?

関水 毎回選手の名前を叫ぶシーンがあって、声量が必要なんです。ちゃんと体とのどを温めておかないと、のどを痛めてしまいそうなので、鎖骨の辺りの筋肉をほぐしたり、体を温めて準備をして、大きな声を出せるようにしています。

バットを持って素振りをしているようなポーズの関水渚さんバットを持って素振りをしているようなポーズの関水渚さん

――ドラマの舞台はバッティングセンターですが、撮影前はどういうイメージでしたか?

関水 大人が行くイメージでした。新宿の歌舞伎町にあるバッティングセンターが夜中までやっているので。このドラマが決まって初めて行ったら、子どもがたくさん来ていて、夢のある場所だなぁって、イメージが変わりましたね。最初はバットの振り方もよくわからなくて、全然ボールに当たらないし、小学生しかいない80㎞/hの列に並んで練習しました。

【高校時代にすごいなぁと思っていた選手がプロ野球選手に!】

――関水さん自身のスポーツ経験としては、中学時代は陸上部ですよね。入部した理由を教えてください。

関水 クラスの友達が陸上部に入りたいと言うので一緒に見学に行ったら、同級生の部員がみんな楽しい子たちだったので、私も一緒にやりたいと思って入りました。私は中距離の選手で800mとか1500mを走っていました。

――高校では野球部のマネージャーだったんですよね。

関水 陸上は、自分の中で中学時代にやり尽くした感じがあったので、高校ではあまり深くは考えずに野球部のマネージャーになりました。父親がジャイアンツファンで、野球はテレビ中継を見たことはありましたが、詳しくは知らなかったので、マネージャーになってから勉強しました。スコアブックの書き方を覚えるのも難しくて、最初は大変でしたね。ちょっと復習すれば、今でもすぐ書けると思います。

 高校時代は、プロ野球で好きなチームや選手の方はいませんでしたが、地元の横浜スタジアムに高校野球の試合を見に行ったことがあって。その時に、すごいなぁと思って見ていた選手が横浜高校の増田珠選手でした。その後、福岡ソフトバンクホークスに入団して、プロになられましたね。

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