佐藤晴美が考えるモデルとしての理想像。ダンサーとしての今後も明かした (3ページ目)

  • 内田暁●取材・文 text by Uchida Akatsuki
  • 立松尚積●撮影 photo by Tatematsu Naozumi

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 自分が心地よく過ごせるようにライフスタイルや様々なジャンルに関心を抱くようになった佐藤さん。何を身体に摂り入れるかにも、彼女ならではのこだわりがある。

「食事は、なるべく添加物を摂らないように気をつけています。身体への影響がでると聞いて、可能な限り自分で料理する時は気をつけていますね。

 料理することの特権じゃないですか、何を食べるかを自分で決められるのは。でも基本は、好きなものは食べるようにしています。

 料理は好きですよ。無心になれるので。みじん切りとかに没頭していると、楽しくなっちゃう。浄化されるような気がするんです(笑)。

 ハマっている料理は、だし巻き卵です。お料理教室に通った時に、出汁の取り方をイチから教えてもらって、本格的なだし巻き卵を作れるようになったんです。フライパン選びも含めて、どれが一番きれいに巻けるか考えたりもしています。

 あとは最近、ワインにもハマっているんです。ヴァンナチュール限定の白ワイン。以前は全くお酒が飲めなかったのですが、今は自分の好きなワインを探して、夜に一杯だけおいしくいただきます。お母さんやお友だちと電話で話しながらワインを飲む時間が好きです」

 広くアンテナを張ることで、彼女は自分の新たな可能性を見いだしてきた。

 ただ、情報があふれる今の時代では、何を取捨選択すべきか戸惑うことも。そんな時に彼女が指標とするのは、自身の感性と、チャレンジ精神だ。

「今っていろんなことがすごいスピードで広がっている世の中だと思うので、すべての情報を受け止めてしまうと、自分がわからなくなる時代だなって感じています。

 でも、わたしは、自分が興味のある情報を取り入れることで、人生の幅を広げるのにはすごくいいのかなって思います。それこそ、料理も得意ではなかったけれど、やってみたら楽しくて、自分の余裕につながっている。

 思いもよらないところに、人生がよりよくなるきっかけがあると思います。いろんな情報があるので、見すぎると収集がつかなくなるところもあるけれど、興味があることにいろいろトライしてみることが、人生を楽しむ秘訣かなって思いますね」

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