馬場ふみかが「真似したい」飛び込み選手のヒップアップ。肉体美に感動 (2ページ目)

飛び込みとクラシックバレエの共通点を語った馬場さん ©2021森絵都・角川文庫刊／ドラマ「DIVE!!」製作委員会、田口沙織撮影この記事に関連する写真を見るーー小学生の頃にクラシックバレエをされていたそうですが、芸術性という点で通ずる部分はありますか？

馬場　指先・足先まで伸ばせば伸ばすほど美しく見えるところであったり、演技では回転数が重要だったり、近いところはあるのかなと思いました。ドラマの中でも、「HiHi Jets」の井上瑞稀くんが演じる坂井知季は２回転半が限界だったところから、練習を重ねて4回転半を飛べるようになっていく。そうした「できない」ことを「できる」に変えた瞬間を、私もバレエで経験したことがあります。

ーーやはり、今でも柔軟性はありますか？

馬場　共演者の皆さんと一緒に準備運動でストレッチをしている時、現場でダイビングを指導されていた（日本水泳連盟飛込強化コーチの）金戸恵太コーチ（セントラルスポーツ）からすごく褒められました（笑）。

ーー撮影を通じて感じた飛び込みの魅力はどういったところにありますか？

馬場　選手たちの肉体のすごさですね。撮影前にHiHi Jetsの３人が行なっていた練習の時に、金戸コーチと、飛び込みの選手をしているコーチのお子さんたちがいらっしゃってその飛び込みも見たんですが、みんな体がすごくきれいなんです。

　長女の華ちゃん（2020年現役引退）、次女の凜ちゃん、長男の快くん、３人とも選手で活躍されていますけど快くんの体は筋肉バキバキ。女の子の２人は脚がスラッと長くて美しいんです。直接聞いたら、ヒップアップすれば必然的に脚が長く見えるらしく、お尻を中心に鍛えていると言っていました。ぜひ真似させていただこうと思っています（笑）。飛び込み選手の美しく魅せるための体づくりや、ストイックな姿勢、メンタルは本当にすごいです。やっぱりアスリートは違うなと痛感しました。