斎藤ちはるアナが乃木坂46時代に体得した「今の仕事に生きる力」とは (2ページ目)

  • スポルティーバ●取材・文 text by Sportiva
  • 能登 直●写真 photo by Noto Sunao

――レッスンは厳しかったですか?

斎藤 レッスンが丸1日続く日は、私にとってはかなりハードでした。振り付けの先生に手取り足取り教えていただきましたが、とにかく丁寧に根気よく指導してもらいました。乃木坂に入ったばかりの頃は、うまくいかなくて正直大変な部分もあったと思います。シングルごとにセンターのメンバーが変わることもあって、精神的なプレッシャー、独特の緊張感もありましたね。

―― そうしたダンスレッスンや乃木坂46での活動の経験が、現在の仕事に生かされていることはありますか?

斎藤 これは一人で踊るダンスとの違いかもしれませんが、複数人のグループで踊る場合、視野を広くして、間接視野で他のメンバーの動きや気配を感じることを意識していました。自分の動きだけに集中してしまうと、グループ全体のダンスの美しさにはつながりません。そうしたバランスが求められたという意味では、チームワークや協調性を身につけられたのかなと思っています。

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