福原遥がハマるキャンプの魅力「日常では当たり前なことも、心の底から感動する」 (3ページ目)

  • 佐藤主祥●取材・文 text by Sato Kazuyoshi

女子高生役を演じた福原さん ©︎ドラマ「ゆるキャン△」製作委員会女子高生役を演じた福原さん ©︎ドラマ「ゆるキャン△」製作委員会ーーそういった環境のもと、撮影を通じてさまざまな経験をされてきたと思います。あらためて、福原さんが感じるキャンプの魅力をお聞かせください。

福原
 やっぱりみんなでワイワイ楽しめて、誰とでもすぐに仲良くなれるところが一番の魅力だと思います。リンはソロキャンプが好きですが、私自身はグループキャンプのほうが好きで。みんなとご飯を作ったり、食べ終わったら一緒に食器も洗ったり。どんなことでも全員で協力して行なうので、自然と距離が縮まっていくんです。そのおかげで撮影を通して、作中だけではなく、メンバーとはプライベートでも友達になれました。

 今ではグループラインでたわいもない話ばかりしてますね(笑)。いろいろと落ち着いたら「みんなで一緒にキャンプ行こうね」っていう約束もしていて。本当に仲がいいんです。「キャンプの力ってすごいなぁ」って感じましたね。

ーーキャンプの共同作業でお互いの仲が深まっていったんですね。

福原
 本当にそう思います。最初にテントを設営しただけでも、みんなで「できた〜!」って喜びながら拍手していました(笑)。そういう意味では、普段の生活よりも一つひとつの作業がすごく楽しく、幸せに感じますね。例えば、焚き火で温まっている時間で「こんなに幸せな気持ちになれるんだ」って思いましたし、寒いなかで食べるご飯もめちゃくちゃ美味しく感じられる。日常では当たり前なことでも、キャンプでは心の底から感動します。ぜひ味わってもらいたい感覚ですね。

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