福原遥がハマるキャンプの魅力「日常では当たり前なことも、心の底から感動する」

  • 佐藤主祥●取材・文 text by Sato Kazuyoshi

各務原なでしこを演じる大原優乃さん(左)ら出演者と仲良しだという福原さん©︎ドラマ「ゆるキャン△」製作委員会各務原なでしこを演じる大原優乃さん(左)ら出演者と仲良しだという福原さん©︎ドラマ「ゆるキャン△」製作委員会ーー多くのキャンプ地で撮影していると思いますが、ロケで印象深いシーンはありますか?

福原
 静岡県の浜名湖佐久米駅近くにあるウナギ屋さんで、なでしこちゃんと一緒にご飯を食べるシーンがありますが、そのウナギが美味しすぎてめちゃくちゃ印象に残っています。それに駅の周りでたくさんのカモメたちが空を飛び回っていたんですけど、その光景にとても感動しました。「わ〜素敵だなぁ」って。つい見とれちゃいました。

 あとはやっぱり、シーズン1から何度も拝みましたが、キャンプ場から見える富士山の景色は最高ですね。特に「ふもとっぱら」(富士宮市)から見える富士山はすごくきれいでしたし、キャンプ地によって見る角度が変わり、夜明けや日暮れなどでも富士山の表情がガラッと変化するので、それを見るのをいつも楽しみにしていました。

ーー撮影で大変なことは何かありましたか?

福原
 すごく山奥での撮影なので、電波がないのは大変でしたね。だから泊まる宿でも、スマホがインターネットにまったくつながらなくて。部屋にテレビもないので、共演者と「何しようか?」って話に必ずなります(笑)。結局、みんなでご飯を食べたり、すぐ寝ちゃったり、電波がある場所を探しに歩き回ったりとかもして(笑)。「あぁ、電波がないだけでこんなに変わるんだな」っていうのを肌で感じましたね。ただそれも逆に楽しくて、大変ではありましたけど、いい思い出になっています。

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