弘中綾香アナは大学時代、スポドリをロシアンルーレット化していた!

  • 石橋里奈●取材・文 text by Ishibashi Rina
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi

学生時代はアルバイトにも力を入れていたという弘中さん学生時代はアルバイトにも力を入れていたという弘中さんーーマネージャー時代のご経験が現在の仕事に活かされていることはありますか?

弘中 うーん......。新人時代にカメラワークを褒められたことがあります。入社時に、番組制作を学ぶ研修があって。私は朝の番組にお邪魔させてもらって、先輩と一緒にデジカメを持って"取材"したことがあったんです。その時、先輩から「カメラワークがいい!」と褒めてもらいました。あれはマネージャー時代にホッケーの試合を撮影し続けたことで培ったものだと思います。それから、チームの中で自分の立ち位置を考えながら働くことができるのも、少なからず部活の影響があるのかもしれません。私は個人で何かをするよりも、大人数で力を合わせてチームワークで何かを作り上げるのが好きなタイプなんですよね。その感覚は番組作りに通ずるものがある気がします。

ーーちなみに、大学時代、部活以外に力を入れていたことは? 

弘中
 アルバイトはいくつか掛け持ちして結構頑張っていました。なかでも一番力を入れていたのが家庭教師。毎年、小学6年生の受験生を何人か担当していました。科目は国語、算数、社会、理科の4科目。私は国語が得意なので質問が飛んできてもすらすら答えることができたんですけど、算数はすごく苦手で。でもその分、わからない生徒の気持ちが痛いほどわかるので、気持ちに寄り添いながら一緒に勉強している感じでした。理科と社会はほとんどが暗記なので、励ますのが仕事でした。

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