【水泳】入江陵介、実感した2種目制覇の難しさ (3ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 中村博之●写真 photo by Nakamura Hiroyuki

 3日目は金メダルを獲れなかった日本チームだが、男子400m自由形では萩野公介が終盤に追い上げて銀メダルを獲得。また、マイケル・フェルプスとライアン・ロクテの対決で注目された男子100mバタフライでは池端宏文が3位に食い込む健闘をみせた。

 女子400mリレーでも、「3位争いの相手だったカナダが先行逃げきりのオーダーを組んでくると予想して、私がアンカーになった。1泳と2泳でそんなに差がつかなかったので、『もらった』と思った」という松本弥生が54秒42のラップタイムで泳いでカナダを逆転し、銅メダルを獲得する殊勲をあげた。

 残すは最終日、最後まで日本勢の活躍から目が離せない。

3 / 3

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る