NGT48の西村菜那子が挙げた「山の神」候補。独自の順位予想で「神セブン」も発表! (2ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • 村上庄吾●撮影 photo by Murakami Shogo

【総合7位までの予想を発表!】

 東洋大は宮下と、前回2区で好走した松山和希(2年)を欠いた出雲駅伝で3位に入ったが、ふたりが復帰した全日本大学駅伝は10位と振るわなかった。

「主将の宮下選手がいろいろ背負いすぎている感じがしますし、東洋大はシード権を取れるのかちょっと心配している方も多いと聞きます。それでも、前田義弘選手(3年)は毎回しっかりと走る選手ですし、スーパールーキー石田洸介選手も活躍して打開してほしいです」

笑顔を見せながら箱根駅伝について語った西村さん笑顔を見せながら箱根駅伝について語った西村さんこの記事に関連する写真を見る 山上りに関しては、「誰が入るかわかりませんが......東海大の5区がいいらしい、という話も聞いています」と西村さん。東海大はエース石原翔太郎(2年)を欠いた影響もあり、出雲は9位、全日本は12位に終わった。前回3区で区間賞の石原は、箱根も登録メンバーから外れたが、西村さんが聞いた話が本当であれば5区でドラマを作るかもしれない。

 西村さんは今大会の順位予想を考えており、前回の上位校と併せて7位までの"神セブン"を紹介してくれた。

「1位・駒澤大、2位・青学大、3位・順大、4位・創価大、5位・國學院大、6位・早稲田大、7位・帝京大です。実は、この取材の前日まで青学大を1位にしていたんですけど、変えました。まだまだ本番まで、私のなかでも予想順位が変わると思います(笑)。それぐらい大混戦なんですよ。

 こういうことを言うとお叱りの声があるかもしれませんが......例年、強豪とされる大学がシード権を逃すと予選会が盛り上がります。今回ほど各校の実力が拮抗していることはあまりないので、そういうこともあるかもしれません」

 早大は前回6位で、今季も出雲と全日本で6位。中谷雄飛(4年)、太田直希(4年)、井川龍人(3年)の10000m27分台トリオを軸にメンバーは粒ぞろいだが、なかでも西村さんは中谷の走りに注目しているという。

「中谷選手は私と同じ長野出身ですしね。早大はトラックに強いイメージがありますし、区間配置がハマれば面白い。中谷選手は前回と同じ3区でしょうかね」

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