才色兼備のハードラー田中佑美は自分の殻を破る「パリ五輪を見据えて」

  • text by Sportiva
  • photo by FUJITSU SPORTS

――パーティーというのは個人的な気分ということですか。

 そうです。普段から大会が終わったら、ご褒美にシュークリームを買ったりしています。洋菓子、和菓子問わず大好きですね。シーズンが終わったら、コンビニで好きな甘いものを全部買うとか、そういう爆発の仕方をしています(笑)。

――最後に今後の目標を教えてください。

 私たちは、東京2020オリンピック強化育成という学年だったこともあるので、今年はオリンピック出場のための標準記録突破を目標に、日本グランプリシリーズや日本選手権など常に高いレベルの大会に出場して世界陸連のランキングを少しでも上げる努力をしていきたいと思っています。富士通に所属することで、今後も長期間競技を続ける環境を得たので、パリ2024オリンピックも見据えてトレーニングしていきたいなと思っています。


【Profile】
田中佑美 たなか・ゆみ
1998年12月15日生まれ、大阪府出身。中学から100mハードルを始め、中学3年で全国中学校陸上競技選手権大会の標準記録を突破し、万博ナイター陸上競技大会のユースハードルで大会記録を更新した。高校生の時にはインターハイを連覇。コロンビアで行なわれた第9回世界ユース陸上競技選手権大会に日本代表として出場。大学では関西インカレ4連覇、日本インカレでは4年連続で3位以内に入り、2019年には優勝を果す。20年には日本選手権で4位入賞。21年4月より富士通陸上競技部に入部。自己ベスト13秒18(日本歴代11位、学生歴代2位)。

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