2020.02.28

五輪代表最後の1枠争い。
東京マラソンのレース展開を予想する

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • photo by YUTAKA/AFLO SPORT

 実際のペースメイクは、その時の気象条件やレース展開などによって変わるため絶対とは言えないが、2時間4分台を狙う設楽は、最初は先頭集団の流れに乗る可能性が高い。井上も2時間4分台まで意識していると言うだけに、その流れに乗るだろう。そこで大迫がどういうレースをするかが注目だが、「勝つことにチャレンジしたい」と言う以上、ついていくことが考えられる。

 そうして5km14分40秒台のペースになる集団が形成できれば、2時間4分台も見えてくる。五輪代表を狙うためには、日本人トップという条件もあり、ほかの選手も3人がいる集団につくはずだ。

 状況に合わせてペースを判断して、どう戦うかがポイントになるが、いずれにしてもハイペースのサバイバルレースになる公算が高い東京マラソン。誰が生き残って五輪代表を手にするのか。好記録が出やすいだけに、今回の東京マラソンは例年よりもさらに注目度が高いレースになる。

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