2019.12.26

後藤晴菜アナが箱根駅伝について対談。
どんな展開になるのか予想した

  • 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

箱根駅伝の見どころについて語る後藤晴菜アナとスポーツライターの佐藤俊氏

後藤 私自身、箱根駅伝に向けて各選手の記録をチェックするなかで、1500mの記録はこれまであまり意識していなかったというのが本音です。5000m、1万m、ハーフ、もしくは3000m障害ぐらいまでで。でも、今では1500mも細かくチェックするようにしています。ただ、出雲駅伝のように距離の短い区間のあるレースであれば、1500mを走れるスピード感のある選手が必要なのはわかるのですが、箱根でそれを生かすのは難しいですよね。

佐藤 1500mを得意としている選手は、ラストスパートとか、そういうところで力を発揮すると思います。多くの大学が、夏まではその選手の特性が生かせるレースに出場させて、それが終わると駅伝に向けてシフトします。徐々に距離を踏み始めて、10キロ、20キロと距離を延ばしていくのですが、当然、最初は苦労するみたいです。

後藤 箱根予選会が昨年からハーフになって、日ごろ1500mを専門にしている選手は距離に対しての不安を抱えている感じがしました。それでも予選会後の1~2カ月で20キロを走れる体をつくっていくんですよね。本当にすごいなぁ。私には考えられないです(笑)。

佐藤 今回の箱根にしても、勝負どころではスピード対決になるような気がしています。

後藤 出雲にしても、全日本にしても、アンカーで勝負が決まったように、最後はスピード勝負の展開になるかもしれないですね。

佐藤 今年に関しては、先ほど後藤さんも言われたように東海大、国学院大、駒澤大、東洋大、青学大が5強と言われています。この5校以外に気になるチームはありますか。

後藤 予選会は東京国際大がトップ通過。全日本でも4位と健闘しました。「これまでは箱根に出場することを目標に。そしてついに戦えるレベルになってきた」と大志田(秀次)監督は話していました。全日本の2区で区間賞を獲った伊藤(達彦/4年)選手、8区で区間賞のルカ・ムセンビ選手(1年)と注目の選手がいますし、予選会ではイエゴン・ヴィンセントキベット選手(1年)が個人3位の成績を残しました。

佐藤 着実に力をつけてきていますよね。あと、予選会で言うと、筑波大が26年ぶりに本戦出場を果たしました。