2018.12.25

箱根駅伝「シード権争い」展望。予選会上位校の強化策は実を結ぶか

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato

3000m障害の日本代表としても活躍する4年の塩尻和也 photo by Nishimura Naoki/AFLO SPORT順天堂大学

花の2区で大記録を目指すエースに注目

 前回(11位)は14秒差で3年連続シードを逃したが、予選会を2位で突破。今回は大エース・塩尻和也(4年)のラストイヤーで、チームとしても60回目の出場という節目になる。

 今季はトラック、ロードともに日本人学生に負けておらず、今夏のアジア大会3000m障害で銅メダルを獲得している塩尻は、4年連続の2区が濃厚。日本人最高記録(1時間6分46秒)を狙えるスピードと強さを持っている。1区候補の野口雄大(2年)で好発進できれば、2区塩尻でトップに立つことができるだろう。

 5区にも前回4位の山田攻(4年)が控えており、2区と5区の”攻撃力”はナンバーワンだ。1万m28分台の野田一輝(3年)と橋本龍一(3年)らが候補に挙がる3、4区の活躍次第では、2007年以来となる往路Vとトップスリーが期待できる。