箱根駅伝・全チームの戦力分析【予選会校編】シード権へのサバイバル (7ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato

予選会でチームを引っ張った3年のエース・住吉秀昭 photo by Tsukida Jun/AFLO SPORT予選会でチームを引っ張った3年のエース・住吉秀昭 photo by Tsukida Jun/AFLO SPORT国士舘大学

前回"ダントツ最下位"の屈辱を晴らせるか

 前回は7区の平塚中継所で繰り上げスタートになるなど、ダントツの最下位(20位)に沈んでしまった。

 悔しさをバネに臨んだ予選会では、エース住吉秀昭(3年)が60分切りを果たすと、出走した12人全員が62分切りを達成。ケニア人留学生のポール・ギトンガ(1年)をエントリーから外すほど、日本人選手の状態がいい。

 予選会で2年連続59分台と、安定した走力を持つ住吉が1区の候補となる。前回は1区で19位と大きく出遅れただけに、今回はエースで流れをつかみたい。

 2区以降は苦戦が予想されるが、予選会でチーム上位に入った八巻雄飛(4年)、多喜端夕貴(たきばた/3年)、高田直也(3年)らで往路をしのいで、まずは最後までタスキをつなぎたい。

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