箱根駅伝・全チームの戦力分析【シード校編】3強以外にも勝機あり! (7ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato

1万mでチームトップのタイムを持つ4年の小町昌矢 photo by AFLO SPORT1万mでチームトップのタイムを持つ4年の小町昌矢 photo by AFLO SPORT

日本体育大学

総合力で70年連続出場の節目を飾れ!

 2年続けて6区の区間新記録を打ち立てた秋山清仁(現・愛知製鋼)が卒業。流れを変えられる"大砲"はいないが、出雲では強豪校を差し置いて3位に食い込み、学生駅伝では14年の箱根以来となるトップ3に返り咲いた。

 4年生の選手層が厚く、前回3区で4位の吉田亮壱、同5区で9位の辻野恭哉、同7区で2位の城越勇星、いずれも1万m28分40秒台を持つ小町昌矢、富安央と好選手が揃う。

 加えて、中川翔太ら2年生も力をつけてきた。過去2回の箱根は序盤で出遅れながら、「6区秋山」で急浮上して7位を確保したが、今回は序盤から好位置につけて"総合力"で勝負する。70年連続70回目の出場をどんな順位で飾るのか。

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