箱根駅伝・全チームの戦力分析【シード校編】3強以外にも勝機あり! (6ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato

5区区間賞の期待がかかる4年の細谷恭平 photo by YUTAKA/AFLO SPORT5区区間賞の期待がかかる4年の細谷恭平 photo by YUTAKA/AFLO SPORT中央学院大学

5区細谷の激走でサプライズを巻き起こせ!

 学生駅伝は昨年度の出雲から4位、5位、6位、8位、6位と安定している。

 今回の箱根には前回のメンバーが8人も残り、特に、5区を区間3位で駆け上った細谷恭平(4年)の快走が期待される。前回は夏に右中足骨を疲労骨折。実戦的なトレーニングは12月に入ってからにもかかわらず、区間記録(区間賞)とは22秒差だった。今回は状態が良好のため、区間賞争いの筆頭といえるだろう。

 他にも、1区のスペシャリスト大森澪(4年)、6区で区間歴代4位の記録を持つ樋口陸(3年)、1万mでチーム最速タイム(28分29秒12)を持つ横川巧(2年)、前回2区を担った高砂大地(2年)と粒揃い。

 4区終了時で好位置につけることができれば、チーム目標の「5位以上」が見えてくる。

6 / 10

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る