箱根駅伝・全チームの戦力分析【シード校編】3強以外にも勝機あり! (4ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato

昨年はリオ五輪3000m障害にも出場した3年の塩尻和也 photo by AFLO SPORT昨年はリオ五輪3000m障害にも出場した3年の塩尻和也 photo by AFLO SPORT順天堂大学

塩尻&栃木のWエースでトップ争いに参戦!

 3000m障害でリオ五輪に出場した塩尻和也(3年)と、前回は4区区間賞を獲得した栃木渡(4年)のWエースが強力。

 今季は、1万mで塩尻が日本人学生歴代4位となる27分47秒87を、一方の栃木も今季日本人学生ランキング3位となる28分19秒89をマークするなど、さらに飛躍した。

 塩尻は3年連続の2区が濃厚で、日本人では過去3人しかいない「1時間6分台」を目指している。栃木が1区に入ることになれば、序盤でトップを奪うことも可能。

 5区には前回区間5位と好走した山田攻(3年)も控えており、山でも順位アップが期待できる。復路を踏ん張ることができれば、総合優勝を果たした2007年以来のトップ3も見えてくる。

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