サニブラウンも「バトン練習したい」。リレー銅メダルが繋ぐ東京への夢 (5ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • photo by Nakamura Hiroyuki/PICSPORT

 こう話す苅部部長は、「サニブラウンもリレー後に話をしたら、バトン練習をやりたいと言っていた。本人もリレーを走りたいのだと思います」と付け加えた。

 伊東強化委員長は「今は層が厚くなってきて、ベテランも中堅も若手もいるような状態になってきました。東京五輪へ向けては今回地元開催で優勝したイギリスチームのようになってもらいたい。そのためには37秒台で走れるチームを2チーム組めるようになり、選手たちが予選でもいいから走りたいと思うような濃いチームになっていけばいいのかなと思います」と贅沢な希望を口にする。

 現実的に考えても、それはあながち夢物語ではない。メダルを獲ることを期待されたリオ五輪とは違い、今回は獲ることを義務づけられたような状況で獲った銅メダルだった。結果だけではなく、ここまでの過程を踏まえても日本の4継がまた新たな段階へ踏み出したといえる結果だった。

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