箱根駅伝・全チームの戦力分析【予選会校編】。「下剋上」はあるか? (2ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by AFLO

2区が濃厚の江頭賢太郎(左)と、5区を自ら志願する籔下響大(右)2区が濃厚の江頭賢太郎(左)と、5区を自ら志願する籔下響大(右)明治大学

シード権の奪還を目指して、古豪が団結!

 前回は3区と5区で区間最下位に沈み、7年間守ってきたシード校の座を手放した。8年ぶりに臨んだ予選会は、5000mでチーム最速タイムを持つ坂口裕之(2年)を欠きながら、トップと10秒差の2位で悠々と通過。予選会の疲労が残る全日本は1区で出遅れ、11位に終わったものの、チームは箱根の「シード権奪還」に向けて一丸となっている。

 関東インカレのハーフで3位に入るなど、エースに成長した籔下響大(4年)は5区でのリベンジを熱望。2区は予選会チームトップの江頭賢太郎(4年)が候補で、予選会を欠場した坂口も調子を上げてきている。主要区間候補である末次慶太(3年)、阿部弘輝(1年)らの活躍もポイントだ。

2 / 10

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る