2016.12.09

湘南国際マラソンで、
元箱根駅伝選手のペースメーカーが感じたこと

  • text by Sportiva
  • 五十嵐和博●写真 photo by Igarashi Kazuhiro

 一方、ペースメーカー側として参加したランナーにも、今大会で新たな発見をしたという人がいる。2年前の箱根駅伝で優勝した青山学院大学のメンバーだった高橋宗司さんだ。

3回目のフルマラソン出場となった高橋宗司さん(青山学院大学卒) 大学卒業後は一般企業に勤め、市民ランナーとして走っているというが、フルマラソンは今回で3回目の挑戦だった。1回目は昨年の11月に社員旅行で走った那覇マラソン、2回目は2年前の学生記録()が使えるうちに走っておこうという理由で参加した、今年3月のびわ湖マラソンだ。
※びわ湖マラソンの参加資格として、過去2年の記録が参加記録を突破していることが条件なため

「もともと走るのが、好きなタイプではなくて(笑)。陸上やっていた理由も目立ちたいからとか、勝ちたいからだったので、それ以外で走る理由が見つけられなくて……」という高橋さん。ところが、今大会をペースメーカーとして走り終えて、「市民ランナーになってから少しずつ感じていた、走る楽しさを改めて感じた」としみじみと語る。