「もう大失速しない」福士加代子をリオへ近づけた鬼のような練習 (5ページ目)
福士はもうひとつの野望として、ジュニアでマークした3000m、5000m、10000mの日本ジュニア新と、シニアの3000m、5000m、ハーフマラソンの日本記録に、10000mとフルマラソンを加えた、計8個の日本記録更新を果たしたいという。
もともと、高橋尚子や野口みずきの後を継ぐ選手として2時間18分台の記録さえ期待されていた選手だ。そんな彼女が33歳にはなったとはいえ、8回目のマラソン挑戦で、やっと自分の殻を破ってくれたことは、日本女子マラソン復活に向けた、大きな光となった。
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