2014.06.21

【続・東京マラソンへの道】中島彩「5区を走って箱根駅伝制覇!」

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

ついに箱根の山を越えることができました しかし、そんな言葉を我慢しつつ箱根峠を越え、向かうは箱根5区のゴール、芦ノ湖へ。そして、芦ノ湖を眺めながら、なんとか30キロ弱を走りきりました! ゴール地点には、私と同じように走ってきた箱根駅伝好きのランナーも多くいらっしゃいましたよ。すると、ゴール地点にいたランナーの方から、「スポルティーバで連載している中島さんですよね?」と声をかけていただいたのです。その方も小田原から走ってきたらしく、「中島さんって芸能人なのに本当に真剣に練習しているんですね。しかもひとりで(笑)。中島さんは正真正銘の市民ランナーですね」と驚かれました。そう言って褒めてもらえて、とっても嬉しかったです! ただ、今回はけっこう歩いてしまったので、ちょっと恥ずかしくも思い......。というわけで私は、「箱根特訓第2弾」に挑戦しようと思い立ったのでした!

☆江戸時代にタイムスリップ?

 私は箱根特訓第2弾として、旧東海道を走ってみるにしました。昔の箱根駅伝は現在のコースと違って、旧東海道の一部を使用していたからです。後日、朝4時に小田原を出発して旧東海道を走っていくと、現在の駅伝コースよりも傾斜のキツい坂道が待ち受けていました。しかも、周囲は旅館やコンビニなどほとんどなく、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。山を切り開いて石で足場を作った石畳も残されていたので、まるで大昔の旅人のような気分になりました!

 そして、箱根山の頂上付近を走っていると、可愛らしい茶店を発見。なんとそのお店は、創業400年という老舗茶屋でした。開店していたので、さっそくお邪魔してみました。すると、お店のご主人は、「歩いてきたんじゃなくて、走ってきたの?」とビックリ。たしかに、旧東海道のコースはかなり苦しい山道でした(笑)。その茶店でいただいたのは、甘酒とお餅。疲れた身体に、甘いモノが染み渡ります。きっと箱根関を目指して歩いてきた江戸の人々も、ここで甘酒を楽しんだのでしょうね。

 美味しい甘酒とお餅をいただいたことで、私の足取りも少し軽くなりました。そして、芦ノ湖で2度目のゴール! 30キロ弱の距離でしたが、個人的な感覚としては50キロぐらいのボリュームでした。ただ、走り終わってみると、「24時間マラソンを完走すれば、また箱根に戻ってきたいなぁ。そして箱根の先も走ってみたいなぁ」という気分に......。そんな無謀な思いを巡らせながら、箱根を後にしました(笑)。