2014.01.11

【続・東京マラソンへの道】中島彩「帰省先でのRUNを甘くみちゃダメ」

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

 次に、幼稚園から小学校に向かったのですが、ここでも思わぬトラブル。直線距離にすれば近いのですが、幼稚園と小学校の途中に大きな川が流れていたので、ぐるっと遠回りして走ることに......。またも予定がずれてしまい、大幅に遅れることになったのです。さらに小学校から実家へ帰る道のりも、工事によって迂回することになりました。その結果、実家に到着したときには日が暮れていたのです。

 走る前に調べておけばよかったのですが(笑)、地元という安心感からか、「大丈夫だろう」という気持ちになっていました。携帯のGPS機能で地図を見ながら走っていたのですが、バッテリーが切れそうになったときは焦りました。幼稚園か小学校、どちらかひとつに目的地を絞って往復すれば、このようなトラブルはなかったと思います。私のような失敗をしないように(笑)、ぜひみなさんは気をつけくださいね。

☆しっかり練習したいなら周回コース!

 目的地を決めて歩道を走っていくのも楽しいのですが、1キロ何分という風にしっかり練習したいなら、周回コースがオススメです。帰省先で場所を探すなら、学校など大きめの公共施設を見つけて、その周りをぐるっと走るのが迷わなくていいのではないでしょうか。たえとば1周が400メートルだとしても、10周すれば4キロ。十分、練習になる距離です。

 私が大阪に帰省したときは、近くに霊園があったので、その外周を走っていました。桜の木々が生い茂っていたので、「春になれば綺麗なんだろうなぁ」と思いながら走りましたよ。また、近くに川があれば、河川敷を走るのもマイペースで走れますよね。ただ、折り返し地点をしっかり決めていないと、けっこう遠くまで走ってしまい、帰って来るときに後悔することも......。私だけかもしれませんが(笑)、見慣れた景色と思って油断せず、きっちり目安を作って走るほうがいいですね。

 帰省すると実家でゆっくりしたくなるので、ランニングを始めるのは正直、腰が重いです。でも、いざ走り始めるとすごく楽しい! 懐かしい場所を自分の足で巡っていくと、いろんなことを思い出すので感慨深いものがあります。私が小さかったころは「遠いなぁ」と思っていた場所――お遣いで行ったスーパーや、遊びに連れて行ってもらった公園が、大人になった今はとっても近く感じます。次回、地元に帰った際には、思い出巡りの「帰省RUN」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?