2013.07.13

【続・東京マラソンへの道】中島彩「キャベツマラソンって知ってますか?」

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

雨のレースと思いきや、すぐに晴れました!☆変わりやすい天気は「北風と太陽」のよう?

 キャベツ畑に囲まれたコース周辺は、日差しをさえぎってくれるものがありませんでした。地元の方にうかがうと、「日陰のない環境が、美味しくて大きなキャベツを育てる」のだそうです。ただ、日陰のないコースが、この大会を「日本一ハード」と呼ばせているのだと、走った後に実感したのです。

 今回はハーフを3時間かけて走ったのですが、その間に何度も天気が変わりました。小雨→晴れ→大雨→晴れ→小雨......。山の天気は変わりやすいと言いますが、本当にコロコロと変わりました。また、日陰がないことで、雨も、風も、まさに吹きさらし。そして晴れになっても日陰がまったくないので、まるでイソップ童話の『北風と太陽』のお話に出てくる旅人のようでした(笑)。晴れれば日除けのサングラスをかけ、雨が降り出せば濡れないようにビニール袋をかぶり......。空の様子を逐一チェックしながら走りましたよ。

 また、キャベツマラソンのコースからは、世界でも有数の活火山として知られる浅間山を間近で見ることができました。レース前半は「雨でうっすらとしか見えないなぁ」と思っていたのですが、地元の方が「レースの後半になるとはっきりと見えるから、チェックしておいてね~」とのこと。「わずかな時間で天気って変わるものなのかな?」と思っていたら......その通りでした! 雨空の浅間山と、晴天の浅間山、両方の姿を短時間で見られるのもキャベツマラソンの魅力だと思います。ひとつの大会で違った景色を味わえるのは、山の大会ならではですね。

☆スタート前にキャベツ!ゴール後にキャベツ!

 スタート地点にキャベツ食べ放題ブースがあったので、私はいろんな種類のドレッシングをかけてキャベツを食べまくりました(笑)。キャベツはビタミンが豊富で、ランナーの身体作りにはぴったりの野菜なんだそうです。

 そして、キャベツで満腹になった後は、数えきれないキャベツ畑の絶景を見ながらコースを走りました。ちなみにコース内には『愛妻の丘』という、キャベツ畑に囲まれた丘があります。そこでは、「嬬恋」の地名にかけて、妻への愛を叫ぶ人がいるのだそうです! 「キャベツの畑の中心で、愛をさけぶ」ので、通称「キャベチュー」というんですって(笑)。今回、レースに参加したランナーも叫んできた方がいたみたいですよ!