2013.06.15

【続・東京マラソンへの道】中島彩「グルメマラソンって知ってますか?」

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

レース中に日本酒を飲むなんて、もちろん初めての体験です!(2)給水ならぬ「給酒」!?

 レースは5キロちょっとの距離だったので、あっという間にゴール地点です。そしてゴールまであと少しの距離まで走ってくると、テントが目に入ってきました。「ラスト800メートルぐらいなのに、給水所かな?」。そう思っていると、なんと給水所ならぬ、「給酒所」だったのです! 越後地方で有名な八海山がコース上から見えるのですが、その名の地酒「八海山」を振る舞ってくれました。こんな体験はもちろん初めてだったので、「残り800メートルだから飲んでも良いかな?」とゴクリ。甘みがしっかりあって、とっても飲みやすかったです! するとスタッフの方から、「お姉さんの飲みっぷり、いいね~!」とお褒めの言葉。つい、2杯目もいただきました(笑)。八海山をバックに、地酒「八海山」を飲むなんて、なんて贅沢なんでしょう!

 今回、走るまで私は、「マラソンとアルコールは真逆の組み合わせ」と思っていましたが、南魚沼で地元のお酒を飲んだら、「それもOKかな」という気分になりました。たしかに海外には、アルコールを飲みながら走る大会もあります。有名なのは、フランスのメドック地方で開かれている「メドックマラソン」。この大会は、フランスのワインを堪能しながら走るのです。メドックマラソンと同じように、その土地で生まれたお酒を、無理せず楽しみながら飲んで走るというのは、市民ランナーの特権かもしれませんね。

(3)南魚沼産コシヒカリを食べ放題!

 そして私は、ほろ酔いながらも無事にゴール。しかし、フィニッシュゲートで渡されたのは、「完走メダル」ではなく、なんと「完走お茶碗」! 唖然(あぜん)としていると、スタッフの方が「コシヒカリ食べ放題コーナー」に誘導してくれて、お茶碗いっぱいにご飯を盛ってくれました。レース直後にこんなにご飯が食べられるのだろうか......と少し不安になったのですが、ぴっかぴかに光る白米に思わず食欲がをそそられます。しかもゴール地点には、南魚沼産のおかずを提供する30以上の屋台が出ていたのです。私はいろんなおかずと一緒に、魚沼産のコシヒカリを堪能しました。なんと大盛り3杯、完食しましたよ(笑)。田んぼを走りぬけた後の、待ちに待ったご飯は最高でした!