【続・東京マラソンへの道】中島彩「リバウンドしにくいオススメ練習法」 (3ページ目)

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

『古河はなももマラソン』の参加。レース前はこんなに元気だったのですが……『古河はなももマラソン』の参加。レース前はこんなに元気だったのですが……   ☆ ☆ ☆

●古河はなももマラソンで大失敗。すべてが裏目に!?

 3月24日に参加した『第1回サンスポ古河はなももマラソン』は、天候に恵まれました。暑すぎず、寒すぎず、まさにマラソン日和。桃の花が咲いた綺麗なコースでは、地元のおじいちゃん、おばあちゃんから声援をもらったり、レース途中でスープのサービスがあったり、心もカラダも温まりました!
 
 しかし、私にとって今大会は、自身の疲労との戦いでした。2月、3月と、身体にかけたレースでの負担は、想像以上に大きかったのです。スタートから身体が重く、15キロを過ぎると足に不調の兆しが……。足をケガするわけにはいかないので、私はかなりのスローペースで走る選択をしました。しかし、それでも改善しません。失われた体力では長時間の走行に耐えられず、今度は内臓まで痛くなってきたのです。その後さらに、鉄分不足となって貧血の症状まで。結果、ふらふらの状態でゴール……。自分の取った行動が、すべて裏目に出たレースでした(タイムは5時間35分16秒)。

 反省した私は、大会後の1週間、完全に身体を癒すことに専念。まず、大好きなお酒を控え、おかゆやヨーグルトを食べて傷めた内臓を労わりました。さらに、マッサージやストレッチを念入りに行ない、銭湯にも二度ほど通いました。長距離ランニングを止め、もちろんプライベートの夜遊びも控え、家で大人しく過ごし、睡眠をたくさん取りました。そして気がつくと、10時間も寝ていました(笑)。「思っていたより身体は疲れていたんだ……」と実感。

 今回のレースを経て、「きちんと休まないと、身体は復活しない」ということが良くわかりました。フルマラソンレベルの運動をした後、筋肉痛は治まっても、体内の疲れは取り切れていないことがあるんですね。「思い切って休む」ということを、このコラムでも読者のみなさんにお伝えしてきたはずなのに……。ごめんなさい! 今回、本当に勉強になりました! 体内を完全に休ませるには、思った以上に時間がかかるんですね!

【今週のRUN日記】

3月23日(土) 休足日
3月24日(日) 42キロ @第1回サンスポ古河はなももマラソン
3月25日(月) 休足日
3月26日(火) 休足日
3月27日(水) 朝 3キロ @赤坂サカス周辺の坂
3月28日(木) 休足日
3月29日(金) 朝 3キロ @赤坂サカス周辺の坂

 今週の走行距離は48キロ。今週も、よく走りました! 次回はオールスター感謝祭の『赤坂5丁目ミニマラソン』の模様などを紹介しようと思います。きっと「坂道ダッシュ」の努力が、結果に表れているはず! トレードマークの『ピンクの髪の毛』を見かけたら、応援してくださいね!

 LET’S RUN WITH ME!!

 今日までの練習の様子は、こちらをチェックしてください!→中島彩オフィシャルブログ「走ろう!彩と。」


【profile】
中島彩(なかじま・あや)
1987年8月1日生まれ、大阪府寝屋川市出身。慶應義塾大学法学部卒。元東海テレビ報道スポーツ局。現在はキャスト・プラス所属のフリーアナウンサー、タレント。身長158センチ。趣味はマラソンの他に、三国志研究、政治研究。


【東京マラソン特設サイト 試走ムービー公開中!】

●中島彩が42.195キロを走ってみた
(1)東京都庁→日比谷 (2)日比谷→銀座四丁目 (3)銀座四丁目→東京ビッグサイト

●クルマで42.195キロを走ってみた
(1)さくっと5分バージョン (2)じっくり10分バージョン

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