【東京マラソンへの道】中島彩「私がチャリティーランナーとして走る理由」 (2ページ目)

  • 中島 彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

ランニング仲間と一緒に走ることで、ひと味違った達成感を味わえます!ランニング仲間と一緒に走ることで、ひと味違った達成感を味わえます!  ☆ ☆ ☆

●日々の練習が楽しくなる、ランニング仲間!

「ラン友」と呼ばれるランニング仲間――。走るという行為自体はひとりでもできますが、ランニングの悩みや大会への不安など、一緒に解決してくれる仲間は欲しくなります。ランニング歴2年の私ですが、もう30人以上のラン友がいます! そこで、私が仲間を作った方法を紹介します。

(1)会社や学校にあるランニング部のコミュニティに入ってみる!

 これは一番簡単なラン友作りの方法です。ランニングを楽しんでいる世代を越えたグループに飛び込むと、思いもしない「良いアドバイス」がもらえたりします。昨年、私はあるランニング部の仲間と、駅伝大会に参加しました! 24時間タスキをつなぎ、走り続けたのですが、ひとりで走るマラソンとは違った達成感がありましたよ! 大会後、みんなで飲むビールも最高でした!

(2)ランニングステーションやスクールで友だちを見つける!

 ランニングする場所を定めている場合は、この方法です。「皇居の近くでラン友を探したい!」など、コースを限定しているのなら、ランナーの集まるランニングステーションやスクールの門戸を叩いてみるのも良いのではないでしょうか。ここ数年、都心ではランニングステーションが次々とオープンしました。毎週、同じ時間帯にランニングステーションに行くと、利用している者同士で挨拶するようになります! 「新しいウェア、かわいいですね!」「次はどの大会に参加しますか?」と、いつの間にかラン友に。今まで出会ったことのない異業種のランナーとも出会えるのが、この方法。流行りの「婚活」のひとつかも知れませんよ!

(3)未経験の友人をランニングに誘ってみる!

 友人から「ランニングに興味あるんだよね~」と言われれば、私はすぐに「じゃあ今週末、一緒に走ろう!」と誘ってしまいます! 気の合う友人が新しいスポーツに挑戦するのを共有するのは、とっても新鮮! ある友人は、私よりランニングにハマってしまいました。あっという間にホノルルマラソンを完走できるほど、フルマラソンランナーに成長しましたよ(笑)!

  ☆ ☆ ☆

●なんと!ひとりで参加した大会でも仲間はできる!

「この大会に参加したい! だけど参加してくれる仲間がいない......」。そんなときは思い切って、ひとりで参加してみるのもいいでしょう。昨年、私が参加したNAHAマラソン(沖縄)は、豪雨の中で開催されました。「すごい雨ですね!」「早くあがればいいですね!」とランナー同士で話しているうちに、「どこから来ましたか?」「大会後、どこで飲みますか?」と、いつの間にかラン友になっていたんです! また、大会後の那覇の街は、どこもランナーだらけ。筋肉痛をこらえながら、みなさん、沖縄そばをすすっていました(笑)。どちらからともなく「何時間でゴールしましたか?」「筋肉痛、すごいですよね?」と、ランナー同士で会話が弾んでいたのを思い出します。

 このようにマラソン大会は、ランナーにとって、お祭りやパーティーみたいなもの! ひとりで参加してもまったく寂しくありません! 実は、3月2日に行なわれるサイパン50キロマラソン――、海外マラソンですが、ひとりで参加する予定です(笑)。しかし私は、「誰かが声をかけてくれる! 誰かに声をかけよう!」と前向きです! ですので、みなさん、私とラン友になってくださいね!

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