2016.11.10

【女子パラスイマー】エリー・コール&
一ノ瀬メイが語る、東京への挑戦

  • 瀬長あすか●取材・文 text by Senaga Asuka
  • 五十嵐和博●写真(インタビュー) photo by Igarashi Kazuhiro,photo by Getty Images

一ノ瀬 日本のほうが指導は丁寧なのかな。わからないけど、オーストラリアはガンガン泳いで、日本は形から入るのかもしれないですね。

ロンドンパラリンピック後は両肩の痛みに悩まされたものの、見事復活を果たしたエリー・コール選手エリー オーストラリアはウォータースポーツが身近にあって、もともと泳げる子がすごく多いんですよね。ちゃんと水泳を習っているというよりは、楽しみでやっている感じかな。私も、子どものころから身近にウォータースポーツがありました。オーストラリアの東の方で生まれ育ったのですが、近くには観光地としても有名な美しいビーチがたくさんありますからね。

一ノ瀬 それにしても、エリーさんのような金メダリストが話すと、レッスンにも説得力があります。「やっぱりそうやねんな」って。自分も取り入れなきゃいけないことがすごく多いけど、子どもたちも面白かったんじゃないかな。東京では、私も子どもたちに金メダルを見せられたらいいな。

エリー シドニーでは、2000年にオリンピック・パラリンピックが行なわれたことをきっかけに、スポーツを始めた子たちがすごく多かったんです。2020年の東京でもすごく増えるはずだから、ぜひみんなにパラリンピックを見に来てもらってスポーツを始めるきっかけにしてもらいたいですね。

一ノ瀬 パラリンピックは、選手の競技人口がオリンピックと比べて少ないので、東京をきっかけに「パラっていうのがあるんだ」というところから始まる子もいると思うし、そういう過程でパラについて知ってもらって、どんどん盛り上がっていったらいいな。