2016.09.20

ウィルチェアーラグビー悲願のメダル獲得も、
すでに思いは4年後へ

  • 宮崎俊哉●文 text by Miyazaki Toshiya
  • photo by AFLO SPORTS

 そして、荻野HCは「日本初のメダリストになろう、歴史を変えようとやってきた。僕が選んだメンバーは最高、すごくいい選手です」と満面の笑顔。

 最後に、獅子奮迅の活躍を見せた池崎が喜びとともに、4年後に向けての決意を語った。

「求めてきた金メダルではなく、悔しい。でも、この4年間で積み上げてきた手応えは感じています。強いチームをつくって、パラリンピック、ウィルチェアーラグビーに歴史を刻むことができたのは光栄です。たくさんの人たちに支えられ、メダルという形でやっと恩返しができました。

 今日もすごい応援をいただき、ジャパンチームのホームのようでした。プレーに集中でき、自分たちの力以上のものを発揮できたと思います。本当にみなさんと一緒に戦った結果です。感謝しています。ハンデがあってもスポーツはできる。自分の可能性を信じてがんばれば、世界に挑戦できるということを伝えられたかなと思います。僕たちはまだやっと一歩踏み出したところ。4年に一度の最高の舞台で、結果がほしい。歴史をつくれたこのメンバーで、4年後さらに上を目指します」

 アテネ大会を皮切りに、着実にステップアップしてきた日本ウィルチェアーラグビーは、東京でどこまで到達できるだろうか。

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