1964年の日本代表選手は
「パラ出場の自信で顔つきも変わった」

  • text by Sportiva

伊藤 今も、スポーツしていらっしゃってすごいですよね。

須崎 人数は足りないんですよね。今の若い人はあんまりやらんのかもしれないですね。あとは、障がい者も少なくなったのかもしれない。私の年代は、高度成長期で色んな事故も多かったですから。

伊藤 スポーツを続ける立場から、今の日本の障がい者スポーツのトップアスリートたちをどんな風に見ていますか?

須崎 やる気がありますよね。世界を見て、世界と戦おうっていう意志があって。それでやっぱり強くなりますよね。それに、時代とともに障がい者の立場も変わってきていることを感じます。

伊藤 2020年のパラリンピックは東京におでかけになりますか?

須崎 見たいことは見たいけど、4年後にそんな元気でいられるかどうか。もう明日の命も......(笑)。だんだん体力も落ちてきているから、誰か付き添いがいないと難しいかもしれないですね。

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