「アイドル顔なのにマッチョ」。衝撃ギャップで話題の筋肉美女に会ってきた【2021人気記事】 (5ページ目)

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

この記事に関連する写真を見る そして、時代を変える選手になることを目指す美沙季さんには、心強い援軍もいる。それが、今年6月に入籍した4歳下の夫の存在だ。

「もともとSNSでつながりはあったんですけど、初めて主人と出会ったのが2019年の大会。プライベートでもあの大会は転機になりました(笑)。彼もボディビルをやっているので、ポージングなどでアドバイスをしてくれたり、今は私の競技のことを最優先に考えてくれていて。そうした気持ちに結果で応えたいですし、それができたら次は私が彼の背中を押せるようになりたいなと思っています」

 女子フィジークは身長別で競われ、身長163.5cmの美沙季さんの体重は取材時で59kg。ほかの選手たちは40kg台後半で仕上げてくるなか、美沙季さんは筋量を減らさずに57kgで勝負をかけるという。バランス重視の女子フィジークで、圧倒的な筋肉量がどう評価されるのか。

 明確な未来像に向かって邁進する美沙季さんが、8月8日から始まる国内大会で女子フィジークの新たな伝説をつくりだしていく----。


【profile】
廣島美沙季(ひろしま・みさき)
1994年1994年4月28日生まれ、群馬県高崎市出身。高崎女子高校卒業後に柔道整復師の専門学校に進む。社会人になっても陸上を続けたが、2019年に故障のためキャリアにピリオドを打つ。その後ボディメイクに転向。現在は柔道整復師やサプリメントアドバイザーの資格を活かしながら、パーソナルトレーナーなどを務めている。身長163.5cm。血液型=O型。株式会社結(むすび)代表取締役。廣島美沙季さんのInstagramはこちら>>@misamisa_0428_fit

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