2018.02.17

カーリング日本女子が快進撃。
厄介なアイスに負けずメダルに突き進む

  • 竹田聡一郎●取材・文 text by Takeda Soichiro
  • photo by JMPA/Kishimoto Tsutomu

 カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレ北見(以下、LS北見)の勢いが止まらない。

 2月14日から始まった平昌五輪の予選リーグ。初日のアメリカ戦では序盤から連続スティール(※先攻のチームが点を取ること)を重ね、五輪初戦を白星で飾ると、翌日の第2戦ではデンマークとのクロスゲームを制した。

 さらにダブルヘッダーとなった同日夜の試合では、優勝候補の大本命カナダから金星を挙げた地元・韓国と対戦。完全アウェーの中、ラストエンドでスティールという劇的な勝利を決めて、開幕3連勝を飾った。

3連勝と快進撃を見せているカーリング日本女子代表のLS北見 初戦と2戦目は、よく曲がりながらも、試合ごとに重さや幅(左右への動き)が変わるアイスの読みに苦しみ、なかなかショット率が上がらなかった。そんな中にあっても、LS北見は相手よりもアイスの情報を入念に探って、慎重にショットを運んだ印象がある。それが功を奏したのだろう。

 韓国戦では、そこからひとつギアを上げて、先攻でも攻めるショットを選択していった。そして、ヒットロール(※ガードの裏に隠れるショット)に当たりが出始めると、リスクを排除しながら相手にプレッシャーをかける展開に持ち込んで、最後は”我慢比べ”に勝ったと言える。