北国だけじゃない。アイスホッケー日本一決定戦は都内でやっています! (3ページ目)

  • 山岡則夫●文 text by Yamaoka Norio

 そんな中、日本のトップレベルでありながら、首都圏のファンにとっては観戦しやすい大会がある。12月15日から17日まで行なわれる全日本アイスホッケー選手権大会は、東京都にあるダイドードリンコアイスアリーナ(西東京市東伏見)で全試合が開催されるのだ。全日本選手権は、アジアリーグに参加の4チームに、中央大、明治大、関西大の3大学と、日本アイスホッケー連盟会長杯優勝の釧路厚生社IHCの計8チームが出場し、トーナメント方式で優勝を争う。いわばサッカー天皇杯のアイスホッケー版のようなものだ。

 ダイドードリンコアイスアリーナはアイスホッケーの"聖地"と呼ぶにふさわしく、リンクと観客席の距離が抜群に近いのが特長で、どこからでもパックや選手の動きが確認できる。

 2018年2月には平昌(ピョンチャン)五輪が開催される。アイスホッケーは正式競技であり、女子の日本代表にはメダルの期待もかかる。迫力あり、スリルありのアイスホッケーを、全日本選手権をきっかけにぜひ生観戦してほしい。

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