美女ボーダー2人に聞いた「平昌五輪、メダル獲得までの距離は? 」 (3ページ目)

  • 徳原 海●取材・写真・文 text&photo by Tokuhara kai
  • photo by BURTON(競技)

「私にとって、問題はなんといってもアンナですね。ジェイミーやヘイリーは自分の滑りが100パーセントできれば勝てない相手ではないと思っていますが、アンナには、今の私では勝つのは難しい。この春夏の練習にかけます」 海外選手たちの実力を認めつつも、「今の私では」という前提での分析が印象的だった。裏を返せば、1年後はわからないよ、というメッセージにもとれる。

 USオープン終了直後、今週末に行なわれるFIS世界選手権出場のためにコロラドから成田を経て、今度はスペインへ飛んだ鬼塚。小さな身体でタフに世界を飛び回る18歳。彼女の今後の成長曲線から目が離せない。

 女子スローブスタイルには、藤森由香もいる。彼女の名前はすでにご存じの方も多いだろう。スノーボードクロスで2006年トリノ、2010年バンクーバー、2014年ソチと3大会連続で日本代表に選出され、トリノでは7位入賞を果たして一躍ニューヒロインとしてメディアを賑わした。

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