2016.02.05

日本のカーリング女王は、北海道銀行か、LS北見か、それとも…

  • 竹田聡一郎●文・撮影 text&photo by Takeda Soichiro

 チームの構成は、ファースト=近江谷杏菜、セカンド=小野寺佳歩、サード=吉村紗也香、スキップ=小笠原、そしてフィフスに船山弓枝。この陣容となって2季目を迎え、安定感は増すばかりだ。

「もう10年、(現メンバーで)やっている感じ。成長している実感は十分に得ています」と、小笠原。大会連覇へ向けて、視界は良好だ。

昨秋、初の日本代表となってPACC優勝をも遂げたLS北見 対抗は、LS北見。チーム結成から5年、国内主要大会では常に表彰台には上がってきたが、代表権や栄冠獲得にはあと一歩及ばなかった。そのため、「シルバーコレクター」と揶揄(やゆ)されることもあったが、今季初めのPACC日本代表決定戦では北海道銀行にも3連勝で全勝優勝。ついに頂点に立った。

 そして、国内初制覇の勢いに乗って、11月のPACC(カザフスタン・アルマトイ)でも結果を出した。日本勢として10年ぶりの優勝を遂げて、3月の世界選手権出場枠を日本に持ち帰ってきた。

 LS北見は昨春、主将でスキップの本橋麻里が妊娠を発表。その穴を埋める形で、日本選手権4連覇(2011年~2014年)を果たした中部電力のスキップ・藤澤五月が電撃移籍してきた。その藤澤と、2014年ソチ五輪後に北海道銀行から移籍してきたサード吉田知那美がうまくかみ合って、チームに勝負強さが備わった印象だ。