スポルティーバ句会開催! スポーツの魅力を五・七・五で詠む (3ページ目)

  • 石塚 隆●文 text by Ishizuka Takashi
  • 村上庄吾●写真 photo by Shogo Murakami

じゅんいち お笑い芸人をしています、じゅんいちダビッドソンです。俳句とはちょっと違うんですが、本田圭佑選手のモノマネで『無回転川柳』というネタをやったことがあります。どういうネタかというと『父の日は母の日よりもあとに来る』といった感じで、まったく回転が掛かっていない句なんです。

一同 (笑)。

じゅんいち けど俳句は回転を掛けなきゃいけないし、正直何を書いていいのかわからなかったので、とりあえず適当にいっぱい書いてみました。今回は自分の知らない世界を知って帰りたいなと思っています。

高森 ところで、じゅんいちさんはアスリート枠なんですか?(笑)

じゅんいち はい。そう聞いていますので、今日はスポーツ選手として立ち振る舞わせていただきます(笑)。ちなみにサッカー経験はゼロなのですが、学生時代は水球をやっていました。

堀本 へえ、水球とは珍しいですね。どうしてそのスポーツを選んだんですか?

じゅんいち いや、水泳部に入ったら競泳ではなく水球がメインの部だったんですよ(笑)。初めはよくわからないままやっていたんですが、どんどんおもしろくなっていって、結局大学まで続けました。

堀本 なるほど、そんなことがあったんですね。その経験が生かされた俳句がありそうで楽しみです。

杉山 スポーツライターをしています杉山茂樹です。普段字を書く仕事をしているんですけど、俳句は縁遠い世界で、引き受けたはいいけど大変なことになっちゃったなと(苦笑)。ただ俳句を作る行為というのは、コラムを書く作業と似ていて、ゼロの状態からいろいろなことを考えて徐々に筆を進めていく。簡単じゃないんだけど、すごくいい時間でしたね。

じゅんいち・ダビッドソン●本田圭佑のものまねネタでブレイク。R-1ぐらんぷり2015(ピン芸人コンクール)で優勝を飾り、本人との対面も果たした。高校、大学時代は本格的に水球に取り組んでいたじゅんいち・ダビッドソン●本田圭佑のものまねネタでブレイク。R-1ぐらんぷり2015(ピン芸人コンクール)で優勝を飾り、本人との対面も果たした。高校、大学時代は本格的に水球に取り組んでいた すぎやま・しげき●スポーツライター。サッカーを中心に執筆。当スポルティーバのサイトにも、サッカー日本代表やヨーロッパサッカーに関して、多数の記事を寄稿すぎやま・しげき●スポーツライター。サッカーを中心に執筆。当スポルティーバのサイトにも、サッカー日本代表やヨーロッパサッカーに関して、多数の記事を寄稿

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