2015.03.18

【月刊・白鵬】史上最多優勝を遂げた横綱が次に狙う「記録」

  • 武田葉月●構成 text&photo by Takeda Hazuki

 解説者など、周囲では「白鵬は40回の優勝も夢ではない」と言ってくださる方もいます。しかしそれは、やはり気が遠くなるような数字です。なにしろ、一日、一日の積み重ねがあってこその優勝ですし、33回の優勝も、これまでに一日たりとも気を抜くことなく、努力を積み重ねてきた結果ですから。まずは、その気持ちを一度リセットさせたうえで、今は36回の優勝を目指してみたいな、と思っています。

 また、通算勝利数(905勝=6位。1位は1047勝の魁皇)や、幕内通算勝利数(811勝=2位。1位は879勝の魁皇)などの記録を更新していきたい、という思いも強くなりました(記録は3月17日現在のもの。以下同)。

 モンゴル出身力士のパイオニアである、40歳の旭天鵬関も、通算出場記録(1836回=2位。1位は1891回の大潮)や幕内通算出場数(1435回=2位。1位は1444回の魁皇)など、現在上位にいる記録がモチベーションのひとつになっていると聞いています。40歳で幕内力士を務めるだけでもすごいことなのに、「次なる目標」を持って奮闘しているのが、旭天鵬関の素晴らしさ。その姿には頭が下がりますし、私も見習わなければいけないな、と思っています。

 3月11日には、私も30歳の誕生日を迎えました。30歳になって、私なりに期することはありますが、それは改めてお伝えしたいと思います。まずは、「30にして立つ」と孔子の論語にもあるように、新たな目標に向かって改めて奮起し、なお一層相撲道を究めていきたいと思います。

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